19歳・荒木優奈が2日連続の首位「何も考えずに攻める」 10メートルの超ロングパット決めて「ラッキ~」


1番、バーディーパットを決め、笑顔を見せる荒木優奈 (カメラ・馬場 秀則)

1番、バーディーパットを決め、笑顔を見せる荒木優奈 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第2日(23日、愛知・中京GC石野C=6642ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、首位で出たルーキーの荒木優奈(Sky)は7バーディー、2ボギーの67で回り、通算11アンダーで佐久間朱莉(大東建託)と並んで2日連続の首位をキープした。

 荒木は出だしの10番で痛恨のボギー発進。11番パー4も第3打が寄らなかったが、約10メートルの「超ロングパット」をねじ込み、パーをセーブした。「ボギーを覚悟して次から頑張ろうと言う感じだったけど、(グリーンの)段の手前からのスライスが運良く入ってくれた。ラッキ~って感じで切り替えられた」と悪い流れを断ち切った。

 直後の12番はピン手前2メートルに寄せてバーディー。15番、16番と伸ばし、後半も9番で残り150ヤードをピン右2・5メートルにつけて6つ目のバーディーを決めた。第1日は4つのパー5で1バーディー、1ボギーだったが、この日は3バーディー、ボギーなし。「今日はちゃんとロングで取ろうと思って取れたので良かった」と手応えを語った。

 首位で決勝ラウンドに進み、初優勝に向けて好調をキープしている。「まだ意識はしないけど、明日は最終日に優勝が狙える位置で終われるようにしたい。明日も(優勝を)何も考えずに攻めていきたい」。おっとりとした口調の中に、強い意志がにじんだ。

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