堀川未来夢が3位発進 前週初Vの日大後輩・阿久津未来也に「あまり天狗にならないように(笑い)」


プレーする堀川未来夢(カメラ・星野 浩司)

プレーする堀川未来夢(カメラ・星野 浩司)

◆男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第1日(5日、茨城・宍戸ヒルズCC西C。予選ラウンド=7397ヤード、パー70/決勝ラウンド=7430ヤード、パー71)

 19年大会覇者の堀川未来夢(Wave Energy)が3バーディー、ボギーなしの67で回り、3アンダーで3位発進した。

 予選ラウンドのみパー5からパー4(486ヤード)に設定された2番については「知らなかった。ビックリした」とニヤリ。第1日の平均スコアは「4.489」と2番目に難しいホールとなったが、残り30ヤードの第3打をピンそばに寄せてパーセーブした。6番パー5、11番パー4、638ヤードと長い15番パー5でバーディーを3つ奪った。

 前週のミズノオープンでは、日大の後輩で仲が良い阿久津未来也(フリー)がツアー初優勝を飾った。堀川は9日に「大学時代に一緒でやっていた兄弟みたいな存在」という後輩を、食事会を開いて祝福。阿久津は「日曜日の未来也は正直すごかった」と先輩に褒められたと明かしていたが、堀川は「あまり天狗にならないように、と言っておいてください(笑い)。刺激? 全く(ない)」と冗談交じりに話した。

 メジャー仕様の難コースでボギーなし。5大会ぶりの優勝に向けて好発進だ。「確率ゲームだと思っている。4日間288ストロークを毎回どうやって確率の高い方を選んでいけるかを意識してクラブ選択やジャッジ、マネジメントをしてる。大たたきはしないしないようなゴルフだと思う」。安定感抜群のプレーで頂点を見据える。

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