松山英樹「久々にすっきりするラウンド」 パー4イーグルで65 ボールは男の子にプレゼント


◆米男子プロゴルフツアー トラベラーズ選手権 最終日(22日、コネティカット州・TPCリバーハイランズ=6844ヤード、パー70)

 51位から出た松山英樹(LEXUS)は1イーグル、5バーディー、2ボギーの65をマークし、通算4アンダーの30位だった。「昨日までうまくいかなかった部分が今日はうまくいって、久々にすっきりするようなラウンドができた」と振り返った。

 前半10番で5メートルを沈めてバーディーで出ると、後半2番パー4でギャラリーを沸かせた。残り80ヤードの第2打を入れてイーグル。「久々のイーグルだったということもあって、順位が順位だけど、気持ちが楽になった」と笑顔になった。カップからボールを拾い上げると、グリーン周りで観戦していた男の子に歩み寄り、プレゼントした。

 6番パー5はグリーン左バンカーからの第3打がカップにはじかれ、イーグルはならなかったがバーディー。7番では135ヤードの第2打を1メートル半、8番パー3はティーショットをピン手前2メートル半に運び、3連続バーディーを奪った。「アイアンはだいぶ、今日に関しては良かった。これを続けていければなという感じはある。それを明日また練習して、来週に備えたい」。この日つかんだ好感触を、次戦のロケットクラシック(26~29日、デトロイトGC)につなげていく。

 68をマークしたキーガン・ブラッドリー(米国)が、15アンダーで3打差2位から逆転し、ツアー通算8勝目。トミー・フリートウッド(英国)は14アンダー2位で、初優勝はならなかった。昨年覇者で世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)と、ロリー・マキロイ(英国)は12アンダー6位で大会を終えた。

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