山下美夢有「すごく勉強になった」コルダ、トンプソンとの豪華な最終日 6位で2年連続トップ10


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 最終日(22日、テキサス州・フィールズ・ランチ・イースト=6604ヤード、パー72)

 3位で出た山下美夢有(花王)は2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算2オーバーの6位。2位だった昨年に続くトップ10で大会を終えた。

 多くのギャラリーが見守る中での、メジャー覇者2人とのラウンド。ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ「今日も苦しかった。でも最終日にネリー・コルダ選手とレキシー・トンプソン選手と一緒に回れて、すごく勉強になった。いい緊張感の中でプレーできたのですごく良かった」と振り返った。

 11番で第2打をグリーン奥に外し、4オン2パットのダブルボギーを喫した。距離が短いパー4の15番では1オンに成功しながら、1メートル弱のバーディーパットがカップに蹴られるなど、もどかしい展開が続いたが、17番パー3でホールインワン寸前のスーパーショットを放ち、バーディーを奪った。「まずは4日間いいプレーができたし、課題も見つかった。4日間通してはすごく良かったと思う」と今季3戦目のメジャーを総括した。

 今季5度目のトップ10入りを果たし、次週は2人一組のチーム戦で争うダウ選手権で竹田麗央と組む。「すごい楽しみ。チーム戦はあまりやったことがないので、どういう感じになる分からないけど、しっかり練習ラウンドから話し合いながら、いい結果にできるように2人で頑張りたい」と笑顔で語った。

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