
練習ラウンドで笑顔を見せる前年大会覇者の小祝さくら(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 練習日(25日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)
昨年覇者の小祝さくら(ニトリ)は開幕前日の25日、アウトコース9ホールを回り最終調整した。9番では水切りショットを成功させ、笑顔を見せる場面もあった。ツアー通算12勝目を、自身初の大会連覇で飾る。
今季13大会を終え、優勝はまだない。2度の2位を含むトップ10入りが8試合と勝ちきれない試合が続いている。「毎週優勝を目指してプレーはしているんだけど、なかなか…。ここまで安定して3日間だったり、4日間だったりをプレーできていないので、今週は安定感を目指していきたい」と話した。
前週のニチレイレディスは5位で迎えた最終日に71と伸ばしきれず、7位だった。「先週はティーショットがあまり良くなかったけど、それまではパターに苦戦。先週は今年イチぐらいパターが入ったので、なんとか耐えられた。なかなかかみ合わないなと思いながらやっていた」
ドライバーショットは改善傾向にあるといい、雨が降ったりやんだりの猛暑のなか、練習グリーンで1時間以上過ごした。「パターがしっくりこない感じだったので、時間がかかってしまった。でも最終的にはいい感じになった」と好感触を口にした。
昨年は月曜決着の長丁場を制した。「去年も暑さがすごくて、今日も蒸し暑い。暑さとの勝負。体力面だったり、集中力が大事。暑さに注意してプレーしたい」。日傘、氷のう、ハンディファン(携帯扇風機)をフル投入し、4日間を戦い抜く。