
18番、2打目を放つ金谷拓実(カメラ・今成 良輔)
◇男子プロゴルフツアー ISPSハンダ夏の決戦トーナメント 第1日(21日、北海道・ブルックスCC=7286ヤード、パー72)
今季日本ツアー初出場の昨季賞金王、金谷拓実(SOMPOひまわり生命)は4バーディー、ボギーなしの4アンダー68でホールアウトした。「ティーショットが本当に良くなかったので、なかなかチャンスにつけられなかった。しっかり修正して、明日プレーしたい」と課題を挙げた。
スタートの10番で第1打を左ラフに入れ、第2打はグリーン左のバンカーへ。2メートル弱のパーパットを沈めてセーブした。14番は右手前エッジからの第3打を1メートル強に寄せ、15番でもドライバーショットを左に曲げながら、1メートル半をねじ込むなど、しぶとくパーを拾い続けた。
同組の石川遼(カシオ)とそろってボギーフリーで初日を終えた。「ノーボギーで回れたことはすごく良かった。一緒に回った石川選手が素晴らしいプレーをしていた。本当にいいショットをたくさん打っていたし、テンポもいいので、石川選手と回るとすごく楽しい。明日もお互いにいいプレーをできたらいいなと思う」と語った。
8アンダーをマークした石川は、この日の金谷のゴルフについて「アプローチもめちゃくちゃうまいし、パットは1メートルから1・5メートルぐらいを1回も外してない印象。ああいうリカバリーができるからアグレッシブにプレーできるんだろうし、改めてうまいなと思った。ああいうパーをずっと続けられるのはすごい」とうなった。「あれでバーディーが5個、6個って増えたら、すぐ6アンダー7アンダーというスコアにつながっていくというゴルフだった」と第2ラウンドを楽しみにした。