
13番でショットする石川遼
◆男子プロゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ 第1日(28日、福岡・芥屋GC=7293ヤード、パー72)
第1ラウンドが進行しており、16年大会覇者の石川遼(カシオ)は2イーグル、5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの6アンダー66をマークし、ホールアウト時点では首位につけた。
出だし10番は15メートルのロングパットを「いいタッチで打てた」とねじ込み、2番も約2メートルに乗せて連続バーディー発進。18番、後半の1番と連続で伸ばした後、2番で3パットして初ボギーをたたいた後は「ゲームが荒れ気味になった」と振り返った。
見せ場は残り4ホールだった。6番パー5は残り84ヤードの第2打を7アイアンでピン奥3メートルに乗せてイーグルを奪取。7番はティーショットを右の林へ曲げてダブルボギーをたたいたが、9番パーは残り238ヤードの第2打を3ユーティリティーでピン奥1・7メートルへ。難しいラインだったが、「(同組の)清水大成くんが後ろから先に打って曲がり幅を少しイメージできた」とイーグルを決めきった。
2イーグル奪取は22年のANAオープン第3日以来、3年ぶり。「パー5でいいドライバ―からいいセカンド、いいパットを打てたんが2ホールできたのは大きな収穫だった。ミスもラッキーもあって、ラッキーが上回った」と振り返った。
初日首位スタートだった前週に続く好発進。それでも、本人は「正直、何が良かったのかはあまり分からない。肌感では15位くらいの内容。忘れられないミスショットもある。まだ全然、芯に当たってないショットがたくさんある。ショットからパットまですごい良いという感じではない」と反省点は多い。「明日に向けてしっかり修正して準備したい」と練習場へ向かった。