
ロピアフジサンケイクラシックの第1ラウンドでショットする川崎志穂
◆男子プロゴルフツアー ロピアフジサンケイクラシック 第1日(4日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)
女子選手で史上6人目の男子レギュラーツアー出場となった川崎志穂(ミツウロコグループホールディングス)は2バーディー、8ボギー、2ダブルボギーの10オーバー80で回り、最下位の118位で初日を終えた。
19年に男子下部ツアーに出場経験があるが、レギュラーツアーは初出場。パー70ではツアー史上最長となる7424ヤードのモンスターコースに苦戦した。顔なじみがあるキャディーや関係者もいたことで「緊張はしなかった」と言うが、出だし10番でボギーをたたくと、12番は台2打が木に当たってダブルボギー。14番で再びダブルボギーをたたき、前半で7つ落とした。
後半も1番から3連続ボギーとピンチの連続だったが「今できることを考えてたので、焦りもなかった」。4番パー3(245ヤード)は5ウッドで放った第1打はエッジに当たって転がり、5メートルを沈めて初バーディー。6番パー5(585ヤード)は第3打を5メートルに乗せ、2つ目のバーディーを決めた。
開幕前日には「80台前半であがってきたい」と掲げていた目標をクリアする80でフィニッシュ。それでも「正直、70台であがりたかった。もったいないミスばっかりですごく悔しい」と振り返った。
距離が長いことで刻むことが多く、「安全・安全しすぎてしまった」と反省。2日目に向けて「パーオンできるところはしっかりさせていかないとバーディーが取れない。しっかり振っていきたい」と力を込めた。