
蝉川泰果
◆男子プロゴルフツアー ロピアフジサンケイクラシック 最終日(7日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)
首位と2打差の4位で出たツアー5勝の蝉川泰果(アース製薬)は1イーグル、4バーディー、4ボギーの68で回り、通算8アンダーで3位だった。3戦連続となる今季5度目のトップ10フィニッシュ。逆転優勝には2打届かなかった。
「グリーンが昨日以上にすごく速くなっていて、対応できなかった。あのロケットスタートから考えると、もっといいスコアで回れていたなと思うので反省して、(次戦の)ANAオープンではいい結果を残せるように。優勝を狙っていきたい」と6月のBMW日本ツアー選手権森ビル杯に続く今季2勝目を次戦の目標に掲げた。
3番パー4で第2打をカップに放り込みイーグルを奪って加速した。終盤まで優勝争いに加わり、14番のバーディーで単独首位に立ったが、15番で1メートル強のパーパットがカップを1周して外にはじかれた。「あれが痛かった。あそこをパーで切り抜けて、16、17番を取ってと考えていた。あのボギーは勝負所の弱さが出てしまった」と悔しがった。