プロ2年目の下家秀琉 1打差3位の自己最高スタート 「日本シリーズに出たい」


下家秀琉(左)と今大会キャディーを務める須藤大和コーチ(カメラ・高木 恵)

下家秀琉(左)と今大会キャディーを務める須藤大和コーチ(カメラ・高木 恵)

◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第1日(2日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 プロ2年目の23歳、下家秀琉(すぐる、エレコム)が4バーディー、ボギーなしの4アンダー67をマークし、トップと1打差の3位につけた。昨年のANAオープンの4位を上回る自己最高位で初日を終えた。

 「全体的にショットが良かったので、チャンスに多くつけられた」と振り返った一日。1番でピン手前5メートルを沈め、2番パー5は2オン2パットで連続バーディーを決めた。

 今季はトップ10が2度あるが、なかなか優勝争いに絡めずにいる。「いいところでミスをしてしまう。それがそのまま結果につながっている。最近はアプローチ、パターとマネジメントは考えるようにしている」。課題に取り組みながら、シーズン後半戦を迎えた。

 賞金ランキング42位につける現在の目標は「日本シリーズに出たい」ときっぱり。出場枠30人の今季最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(12月4~7日、東京よみうりCC=報知新聞社主催)初切符獲得を目指している。

 今大会は大阪学院大のゴルフ部同期でパットコーチの須藤大和さんがキャディーを務めている。5月末のミズノオープン以来のタッグで好スタートを切った。「今週の目標はボギーを打たないこと。明日打つと思うけど…」。控えめに語り、練習場へ向かった。

最新のカテゴリー記事