初優勝者は歴代最多の日本人選手9人 男子ゴルフ、日本シリーズJTカップが12月4~7日に開催


昨年の日本シリーズJTカップの開会式

昨年の日本シリーズJTカップの開会式

 国内男子プロゴルフツアー今季最終戦のメジャー、第62回日本シリーズJTカップ(12月4~7日)の記者発表会が7日、開催コースの東京・稲城市の東京よみうりCC(7002ヤード、パー70)で行われた。

 同ツアー唯一の東京開催で、賞金総額は1億3000万円(優勝4000万円)。ツアー優勝者、賞金ランキング上位の選ばれし30人が頂点を争う。

 前週までに優勝した今大会の有資格者16人のうち、今季賞金ランク1位の生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり、フリー)ら9人の日本人選手が初優勝。ツアー制が施行された1973年を除けば81、97年と並ぶ歴代最多で、今季はまだ7試合を残っており、記録更新の可能性は十分にある。現時点では、生源寺、小西たかのり(フリー)、小斉平優和(フリー)、勝俣陵(ロピア)、下家秀琉(しもけ・すぐる、エレコム)の4人が初出場となる。

 昨年大会は金谷拓実(SOMPOひまわり生命)が3位に入り、逆転で初の賞金王に輝いた。今季の獲得賞金が1億円に到達した選手はおらず、2年連続で最終戦までもつれる可能性が高い白熱の賞金王争いに注目が集まる。

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