片岡尚之が男泣き 7打差逆転V 原敏之とのプレーオフ制し「夢だった」マスターズ切符獲得


プレーオフの末、優勝した片岡尚之(カメラ中島 傑)

プレーオフの末、優勝した片岡尚之(カメラ中島 傑)

◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 最終日(19日、栃木・日光CC=7238ヤード、パー70)

 7打差6位から出た片岡尚之(フリー)が68で回り、通算3アンダーで並んだ原敏之(さとし、YAGOKORO)とのプレーオフを制し、2021年ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品以来4年ぶりとなるツアー2勝目。2月に誕生した長男・波瑠くんにささげるパパ初Vをメジャーで飾り、来年のマスターズと全英オープンの出場資格を獲得。雨の中で右拳を突き上げ、男泣きした。

 「やっと勝てたっていう思いと、ここまで頑張ってきてよかったなっていう思いで、最後嬉しかったです。自他ともに認めるシルバーコレクターになっていて。今回は最初のストローク差が離れていたのであまり優勝とか意識してなかったんですけど、途中また2位かなとか、そういうのを考えながら。それで今回勝ち切れたのがすごい嬉しいです。マスターズ出場が本当に夢だったので、それが叶ってすごい嬉しい。ここから4月までしっかりと準備して戦えるように頑張りたいなと思います」

 11位から出た石川遼(カシオ)は68と伸ばし2アンダーの3位だった。

 4打差の単独首位で出た清水大成(ロピア)は2バーディー、3ボギー、3ダブルボギーの77と崩れ、1アンダー4位だった。

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