
9番ティーショットを放つ渋野日向子(カメラ・今西 淳)
◆国内女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス 第1日(31日、埼玉・武蔵丘GC=6690ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、2021年大会覇者の渋野日向子(サントリー)は1バーディー、3ボギーの2オーバー74と崩し、73位と出遅れた。
出だし1番で1メートル弱のバーディーパットを決めきれず、2番はグリーン奥からのアプローチを寄せ切れずにボギーをたたいた。4番パー3は第1打をバンカーに打ち込んでスコアを落としたが、7番で6メートルを沈めて初バーディーを奪った。1オーバーの63位で前半を終えた。
後半はバーディーを奪えず、17番までパーを重ねる展開。最終18番は第3打がグリーンに届かず、約1・5メートルのパーパットを入れられずにボギーで終えた。
渋野は「なかなか毎年難しいなとこのコースは思いますし、今日も“してやられたな”という感じだった。すごくショックですけど、明日頑張ります。楽しむにはなかなか結果がついてこないと難しいなと思ったので、頑張ります」と唇をかんだ。
渋野は3週前から国内ツアーに参戦し、予選落ち、40位、47位と上位に食い込めない状況が続く。主戦場とする米ツアーの年間ランクは104位。来季の出場権を確保できる100位以内へ正念場を迎えており、国内4連戦のラストとなる今大会で復調を目指す。


