
9番ティーショットを放つ佐久間朱莉。通算10アンダーで2位に付けた(カメラ・今西 淳)
◆国内女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス 第2日(1日、埼玉・武蔵丘GC=6690ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、7位から出た佐久間朱莉(大東建託)が6バーディー、ボギーなしの66をマークし、通算10アンダーでトップと1打差の2位に浮上した。
2週連続を狙う佐久間は2つ伸ばして後半に入ると、15番パー3で2メートル弱に寄せてバーディー。17、18番で伸ばしてホールアウトし、「4つ(アンダー)を目標にしていたので、そこをクリアできて2桁アンダーに乗せたことは大きかった。パッティングの調子は比較的いいので、シビアなパーパットもバーディーパットも決められた」と胸を張った。
今季は4月の初優勝から4勝をマーク。メルセデス・ランクは2位の神谷そら(郵船ロジスティクス)に540ポイント差をつけ、トップを走っている。残り5試合。初の年間女王が近づいているが「できることなら1試合でも早く決めたいです。優勝できたら本当に一歩一歩近づいてくれると思うので、意識しすぎないで、自分のプレーに集中したい」と平常心で目の前の1勝をつかむ。

