
2位で大会を終えた阿部未悠(カメラ・今西 淳)
◆国内女子プロゴルフツアー 樋口久子・三菱電機レディス 最終日(2日、埼玉・武蔵丘GC=6690ヤード、パー72)
3打差4位で出た阿部未悠(ミネベアミツミ)が4バーディー、ボギーなしの68をマークし、通算12アンダーの2位で終えた。
前半の8番、9番で連続バーディー。13番で伸ばし、最終18番はバーディーで締めた。初優勝した仲村果乃(プレナス)とは2打差だった。「16番でバーディーが取れなかったことが結果的に痛かった。16~18番はバーディーを狙いにいったし、今日一日、自分の中で攻めたゴルフができた。そこは評価しつつ、足りないところがまだまだいっぱいあるので、そこを克服できるように頑張ります」と語った。
この日はフェアウェーキープ率100%とショット精度は抜群。初日から67、69、68と3日連続で60台をたたき出し、2週連続の2位に入った。「本当に調子が良いと自分でも思えている。パッティングが入ってくれているので、この調子が良いうちに上位フィニッシュが続いてくれてうれしい。これからも上を目指していきたい」と力を込めた。
次週の日米共催・TOTOジャパンクラシックは出場できず。2週後の伊藤園レディスに向けて「良いイメージも、悪いイメージもあるコースなので、また上位フィニッシュできたらいいなと思う。この良い状態を続けていって、シード権とリコーカップに出られるように頑張ります」と終盤戦を見据えた。

