吉田泰基が今季ベストの2位フィニッシュ「最終日に伸ばせた。成長できた」


ホールアウトし、石川遼(右)と握手する吉田泰基。通算18アンダーで2位(カメラ・宮崎 亮太)

ホールアウトし、石川遼(右)と握手する吉田泰基。通算18アンダーで2位(カメラ・宮崎 亮太)

 ◆国内男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 最終日(2日、千葉・成田ヒルズCC=7137ヤード、パー71)

 3打差2位から出たツアー未勝利の吉田泰基(東広野GC)は6バーディー、1ボギーの66で回り、通算18アンダーで、今季ベストフィニッシュの2位だった。「最終日にしっかり伸ばせた。最初はあたふたしてボギーにしてしまったけど、そこから立て直しができて、自分のゴルフができた。自分の中では18アンダーが優勝予想だったので、そこをクリアできたことはよかった」と納得の表情だった。

 最終日に順位を落とすことを課題に挙げていたが、初日に首位スタートを切った後、2日目以降は2位を守り続けた。「今日も本当に平常心を保って、ボギーを打っても怒ることなくプレーできたことは、一つ成長したのかなと思う」。今季予選落ちは2回だけで、5度目のトップ10入り。着実にレベルアップを続ける27歳が、初優勝にまた一歩近づいた。

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