
地元での大会に気合が入る蝉川泰果(カメラ・高木 恵)
◆男子プロゴルフツアー ACN選手権 プロアマ戦(5日、兵庫・三木GC=7004ヤード、パー71)
賞金ランキング3位の蝉川泰果(アース製薬)は、ツアー直近8試合でトップ10を外したのは1度だけと好調が続いている。プロアマでの18ホールを終えた24歳は「先週は4日間通じてショットがすごく良かった」と手応えを口にした。
いよいよシーズンは終盤戦に入る。「上位を狙いたいとかじゃなく、勝ちたいと思って4日間やってみてどうなるかを今週やってみたい」。よりアグレッシブにマインドをセットし直し、残り5試合を戦う。
「アマチュア時代は出る試合は全部勝ちたいと思っていたけど、プロになって予選を通ることの難しさだったり、優勝することの難しさを経験した。いずれ、もっと上のステージで戦いたいと思うと、勝ちたいと思ってやってみた時にどうなるかとか、いろんな気持ちを試しながら一試合一試合、向き合っていきたい」と語った。
賞金王レースはトップの生源寺(しょうげんじ)龍憲と約700万円差の僅差。今大会で優勝ならトップに浮上する。「まず2勝目を挙げたい。そこに向けて必死にやりたい」。実家から車で30分の地元大会で今季2勝目を挙げ、初のキングへ弾みをつける。

