高校男子は井上滉太、女子は伊藤せあらが優勝 プロ大会出場権獲得 進藤大典ジュニアトーナメント


各部門の優勝者と進藤大典氏(中央)

各部門の優勝者と進藤大典氏(中央)

 ゴルフの「進藤大典ジュニアトーナメント2025 supported by ANA」は9日、茨城・サザンヤードCCで行われた。5回目の開催で117人が出場し、ステーブルフォード方式(アルバトロス9ポイント、イーグル6ポイント、バーディー3ポイント、パー1ポイント、ボギー0ポイント、ダブルボギー以下はマイナス2ポイント)で競った。

 高校の部で男子は井上滉太(埼玉栄高3年)が35ポイント(2イーグル、5バーディー、3ボギー)で優勝。女子は伊藤せあら(ルネサンス豊田高2年)が27ポイント(6バーディー、1ダブルボギー)を獲得し、同ポイントで並んだ丸尾海七(福岡第一薬科大付属高1年)とのプレーオフを制した。

 副賞として2026年のプロトーナメントの出場権が付与された。男子はANAオープン(予定)、女子はゴルフ5レディス。出場の際には進藤大典氏がキャディーを務める。

 中学の部は男子が小沢優仁(府中市立浅間中2年)が29ポイント(7バーディー、3ボギー)、女子は村田芽依(長野市立篠ノ井東中3年)が23ポイント(3バーディー、1ボギー)で優勝した。

 ▼井上滉太「来年は大学に進学して経験を積み、将来は松山英樹選手みたいに海外で活躍できるプロになりたい。高校の同級生(伊藤愛華)が女子プロテストを1位で通過してビックリした。3年間クラスが一緒で席も前後。とてもうれしかった」

 ▼伊藤せあら「明日(10日)は『伊藤園レディス』のマンデーに出場するので、この勢いで通過したい。ステップアップツアーで優勝した同世代の後藤あいちゃんと岩永杏奈ちゃんはすごい。とても刺激を受けている」

 ▼小沢優仁「昨年はこの大会でいい成績を残せてからどんどん調子がよくなって、関東アマで3位に入れたり、アメリカのAJGAの試合で優勝できた。今年もこの大会を弾みにどんどん調子を上げていきたい」

 ▼村田芽依「優勝できると思っていなかったのでうれしい。岩井明愛、千怜姉妹のように海外で活躍する選手が憧れ。私もアメリカで活躍できる選手になりたい」

最新のカテゴリー記事