
13番、ティーショットを放つ脇元華 (カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 第1日(20日、愛媛・エリエールGC=6595ヤード、パー71)
第1ラウンドが行われ、2週連続優勝を狙う脇元華(GMOインターネットグループ)が6バーディー、ボギーなしで6アンダーの65をマークし、メルセデス・ランク1位の佐久間朱莉(大東建託)と並ぶ首位発進を決めた。
前半の11番で2メートルに寄せて初バーディー。ティーショットはフェアウェーキープ率57・14%と「先週と比べたら曲がりました」と嘆いたが、15番は6メートル、後半の1番と7番でともに8メートルをねじ込むなど、3週前からパターと握り方を変えたパッティングがさえた。
前週の伊藤園レディスで初優勝を飾った勢いは止まらず。「流れがいいですね。先週と違うのは、気持ちがそこまで切羽詰まっていないので、余裕があるじゃないけど、気持ちよくゴルフができている」と充実の表情を浮かべた。
初Vから2週連続優勝となれば、昨年の竹田麗央(ヤマエグループHD)以来、ツアー史上5人目の快挙となる。脇元は「1個1個集中してやり切っていたら、またいい位置で戦えるのかなと思うので頑張っていきたい。普通にやっていきたい」と力を込めた。

