
佐久間朱莉(左)は小林浩美日本女子プロゴルフ協会会長とプロアマ戦を回る前、笑顔で記念撮影(カメラ・竹松 明季)
◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 JLPGAツアー選手権リコー杯 プロアマ戦(26日、宮崎・宮崎CC=6543ヤード、パー72)
すでに初の年間女王を決めている佐久間朱莉(大東建託)はプロアマ戦で最終調整し、今季5勝目と自身初のメジャー制覇がかかる大会へ意気込みを語った。
前週の大王製紙エリエールレディス第2日目の時点でメルセデス・ランク1位が確定し、年間女王が決定した。「たくさんの方にお祝いのメッセージをいただけてるので、少しずつ実感が湧いてきた」。男子ツアー94勝で師匠の尾崎将司から「1年頑張った選手が(年間女王に)なるから、よく頑張った」とベタ褒めされ、「一番うれしいメッセージだった」と笑みを浮かべた。
今大会は昨年は3位に入ったが、23年は38位に沈み「ズタボロだった」と苦笑する。自身の持ち球である、右へ落ちる弾道のフェードボールでは戦いにくい難コース。「ここはフェードがいらないくらい」といい、逆のドローボールを打つ練習も重ねている。
今季5勝目、初のメジャー制覇、そして現在は69・9382で1位を走る平均ストローク「60台」を目標に掲げる。佐久間は「年間女王として戻ってくることができてうれしい。最後、いい終わり方ができたら一番うれしい。メジャー大会で勝ちたい思いは強い。毎日いいスコアを出して優勝争いしたい。最後なので楽しんでプレーしたい」と決意を込めた。

