
夫の金谷拓実の組に付いて声援を送る吉本ここね。左手には結婚指輪が輝いていた(カメラ・今西 淳)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第3日(6日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)
2024年賞金王で日本ツアー通算8勝の金谷拓実が、5打差6位で出て、新妻の応援に応えて会心のバーディー発進を決めた。
出だしの396ヤードの1番パー4だ。ティーショットで右のフェアウェーをとらえた。アイアンでの第2打を、ピン手前50センチにぴたりとつけて“おはようバーディー”を奪った。
今年1月に入籍した女子プロゴルファーの妻・吉本ここね(25)=不二サッシ=がこの日、会場に姿を見せ、夫の雄姿に笑顔で拍手を送った。
吉本は金谷が出場した10月の日本オープン最終日以来、今年2度目の観戦だという。自身は5日まで茨城で国内女子ツアーの最終予選会を戦い終えて、駆けつけた。「会場で見るのは楽しいですね。たくさんの方にお祝いしていただけて、うれしいです。来年は(下部の)ステップアップツアーを中心にプレーすることになります。(米男子ツアーを主戦場とする夫と離れての生活は)少し寂しいですけど、お互い頑張っていきたいです」と優しくほほ笑んでいた。

