
2番でティーショットを放つ長野泰雅(カメラ・今西 淳)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第3日(6日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)
ツアー1勝の長野泰雅(たいが、福岡地行)が最下位で出て6バーディー、3ボギーの67をマークし、通算9オーバーの29位でホールアウトした。
長野は前日までドライバーショットが左右に曲がっていたため、4アイアンを抜いて、ミニドライバーを入れてプレー。今週変更したパターが「めちゃくちゃ入った」と、後半は2度の2連続を含む5バーディーを量産した。見せ場は名物の224ヤードの18番パー3。3ユーティリティーで放った第1打がグリーン奥からの傾斜を使って転がり、ピンそば15センチにピタリ。「完璧だった」というスーパーショットでバーディー締めし、すり鉢状の観客席から喝采を浴びた。
最下位から29位に順位を上げた。「楽しかった。ドベ(最下位)を回避できた。明日もドベにならないように、目の前に相手がいるので頑張りたい」と言葉に力を込めた。

