
通算5アンダーの6位で賞金王を逃し厳しい表情を見せる蝉川泰果(カメラ・今西 淳)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 25年シーズン最終戦 メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 最終日(7日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)
優勝が絶対条件の逆転賞金王を目指して2打差5位から出た蝉川泰果(アース製薬)は、3バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの71で回り、通算5アンダーの6位に終わり、賞金王には届かなかった。
8アンダーで勝負の後半に入ったが、悪夢は15番パー3。ティーショットがグリーン奥まで転がり落ち木の根元へ。第2打で左打ちを試みたものの、木に当たるなどして4オン。結局、トリプルボギーでスコアを一気に落とした。
2023年以来の年間2勝目も逃し、悔しい結果をとなった。「ここに来てマジか…と思いましたね。ピン横にキャリーしてたんで、そんなに奥まで行かないかなと思ってたんですけど。奥にいてしまって残念だったなと思います。賞金ランキング2位で終わった2年前(23年)シーズンと今回を考えてみて、来年はもちろん取りたいところではあります。まだまだ成長しないといけないところはあるので、オフにしっかりやって、まずJTカップに出られるように頑張りたいと思っています」と来季に向けた。

