
尾崎将司さん(2019年10月撮影)
男子ゴルフで国内最多のプロ通算113勝(うちツアー94勝)を挙げた尾崎将司さんが23日、S状結腸がん(ステージ4)のため、死去した。78歳だった。
昭和100年にあたる今年、昭和に輝いたスター選手の訃報が相次いだ。プロ野球界では2月3日に「牛若丸」の異名をとった元阪神の遊撃手・吉田義男さんが脳梗塞のため91歳で亡くなった。
6月3日には長嶋茂雄さんが肺炎のため89歳で亡くなった。
4月18日には通算320勝を挙げた小山正明さんが1965~73年の巨人V9を支え、プロ野球のみならず日本中を明るく盛り上げた“ミスター”の死去に大きな悲しみが広がった。通算320勝の“精密機械”小山正明さん、通算596盗塁の広瀬叔功さんも今年この世を去った。
サッカー界では不世出のストライカー・釜本邦茂さんが8月10日に肺炎のため81歳で死去した。銅メダルを獲得した1968年メキシコ五輪で得点王に輝き、国際Aマッチ75得点は今も歴代最多の記録として残っている。
大相撲・元大関2代目増位山の沢田昇さんは肝不全のため6圧15日に76歳で死去。現役時代に歌手デビューし「そんな夕子にほれました」などのヒット曲でも知られた。

