
生島ヒロシ
「ジャンボ」の愛称で親しまれた男子ゴルフ界のレジェンド、尾崎将司さん(本名・尾崎正司)が23日、S状結腸がんのため千葉市内の自宅で死去した。78歳だった。
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尾崎さんの悲報を受け、フリーアナウンサーの生島ヒロシ(75)が24日、スポーツ報知の取材に応じ「繊細な方でした」と追悼した。
約30年前に民放の特番で尾崎さん、長嶋茂雄さん(享年89)と共演。その際の尾崎さんの様子に驚かされた。「長嶋さんを隣に、もう直立不動で。顔を見たら真っ赤なんですよ。本人も『緊張するんだよ』と明かしていました」と懐かしむ。
テレビ東京系「ゴルフ 尾崎兄弟・飯合に挑戦!!」では、一般視聴者の代表とゴルフで対戦するなど、気さくなキャラクターでも人気だった尾崎さん。レギュラー番組を持つ数少ないゴルファーとして活躍した。
生島も何度か接する度に、尾崎さんの豪快なイメージとは違った側面に触れてきた。海外でゴルフする際、駐車場から直接コースに出ると聞き、クラブハウスに寄らない理由を質問。尾崎さんは「英語でしゃべると気を使っちゃう」と告白した。生島は「青木(功)さんと違って、あまり海外に出なかったのも分かるような気がしました。青木さんは英語をペラペラとしゃべるから」と納得する。
他にも「寝る時には、枕元にペンとメモを置いていたり『心が落ち着くから』と盆栽を趣味にしていたり、神経質な一面があったんだと思います」と振り返った。

