プロテストトップ合格組が好発進 寺岡沙弥香「とりあえず乗せる作戦」 清本美波「初めて球が低くて良かったと」


1番ティーショットを放つ寺岡沙弥香。初日1アンダーの好スタートを切った(カメラ・今西 淳)

1番ティーショットを放つ寺岡沙弥香。初日1アンダーの好スタートを切った(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ヤマハレディース 第1日(2日、静岡・葛城GC山名C=6501ヤード、パー72)

 プロテストトップ合格組がそろって好発進した。昨年1位の伊藤愛華(18)=明治安田=が3バーディー、ボギーなしの3アンダー69をマークし自身初のトップに立った。

 開幕から出場3試合連続予選落ちが続いていたルーキーイヤー。「調子が良くないまま開幕に入って、どんどん悪くなっていってしまった。アンダーパーが出るイメージが湧かないぐらい気持ち的にも落ち込んでいたけど、やっとアンダーで回れた。安心している」。強風の難コンディションの中、プロ初のアンダーパーで回りきった。

 2024年1位の寺岡沙弥香(23)=ニトリ=は1アンダー71で、2打差の4位。「こんなに風が吹いている時に今年初のアンダーで回れてうれしい」と笑顔がはじけた。今季4戦中3度は予選落ちで「フェアウェー真ん中から、わけわからんとこに行ったり。けっこうしょげていた」というのが正直なところ。

 スタート前、この日の誓いをヤーデージブックに書き込んだ。「とりあえず(グリーンに)乗せる」。強風の中、欲を出さずに回ったことが奏功した。ルーキーイヤーの昨季、2位を含むトップ10入りが3回。メルセデスランクは54位で準シードを獲得した。2年目の今季、初優勝へ調子を上げていく。

 23年トップの清本美波(20)=ジェイテクト=も1アンダーで自己最高の4位スタートを決めた。「もうめちゃくちゃ上出来です。うれしい」と語る言葉に思いがこもった。プロ転向後の2年間で予選突破は2度だけと苦しんできた。「私は球が元々低くて、それをずっと課題にしてきた。でも今日は風の影響を受けずに済んだ。初めて球が低くて良かったと思った」と笑わせた。(高木 恵)

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