松山英樹は29位に後退 首位と9打差、5年ぶり2度目のマスターズ制覇は絶望的に「小さなミスが重なっている感じ」」


◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 第3日(11日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7565ヤード、パー72)

 【オーガスタ(米ジョージア州)10日=星野浩司】2021年大会覇者の松山英樹(34)=LEXUS=は16位で出て6バーディー、6ボギーの72と伸ばせず、通算2アンダーで29位に後退した。首位と9打差で、5年ぶり2度目の優勝は絶望的となった。史上4人目の大会連覇を目指し、後続に6打差の単独トップで出たロリー・マキロイ(36)=英国=は73と落とし、7位で出て65をマークしたキャメロン・ヤング(28)=米国=に並ばれた。

 最高気温29度。うだるような暑さのムービングサタデーに72と沈黙した。松山は17番で1メートルのパーパットをカップの右縁をかすめて外し、険しい表情で天を仰いだ。18番も2メートルを決めきれずに首をかしげ、痛恨の連続ボギー締め。「最後まで気持ち良く回らせてくれない。小さなミスが重なっている感じ」と落胆した。

 短いパットを何度も外した。1番で1・5メートルのバーディーパットが入らず。残り40ヤードから90センチに寄せた3番から3連続バーディーで一時4位に浮上したが、6番は2メートルが入らずボギー。補食にバナナをかじって出た後半は11番、12番と1・5メートルを連続で外し「入ってくれたら良かった」。グリーン上で精細を欠き、観客のため息が響いた。好ショットで作った好機をパットで仕留めきれず。15度目の出場で3日目終了時点で29位は、昨年の48位に続き自己ワースト2位となった。

 1956年にジャック・バーク・ジュニア(米国)が最終日に8打差逆転Vの例はあるが、9打差はデータ上は絶望的。「この3日間、悪いゴルフをしていないと思う。明日も続けて結果だけを待ちます」。66をマークした昨年に続くビッグスコア締めを見据え、夕日が注ぐ練習グリーンで約1メートルを何度も転がした。

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