
11番、ティーショットを放つ藤本愛菜(カメラ・山崎 賢人)
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第1日(21日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6732ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、19歳ルーキーの藤本愛菜(ヤマエグループHD)は4バーディー、ボギーなしで4アンダーの68をマークし、ホールアウト時点で首位に立った。
強い風と雨が舞う中、前半の5番、7番で伸ばして後半へ。12番はピン手前10ヤードのラフから58度ウェッジでチップインを決め、13番は3メートルに寄せて連続バーディーを奪った。「久々のノーボギー。1か月くらい成績が出ずにモヤモヤしていたので、すごくいいプレーができた」と表情が晴れた。
注目ルーキーは3月のアクサレディス宮崎で4位、4月のヤマハレディースで9位と2戦連続トップ10入り。だが、その後は前週まで5戦中3戦で予選落ちと苦しんでいる。特に前週は地元・福岡で行われたSky RKBレディスで予選落ちし「すごく悔しくて、何かを変えないといけない」と復調のキッカケを模索した。
今週は3年ぶりにパターを変更した。日米ツアー通算17勝の上田桃子らを指導した辻村明志コーチに勧められ、中学時代から愛用してきたピン型からマレット型へ。19日の練習で急きょ試し、「フェースの開閉が少なくていい。安心感がある」と投入を決めた。7番で6メートルの下りスライスラインをねじ込むなど「パッティングでバーディーを奪えた」とかみしめた。
辻村コーチからは「予選落ちしても、落ちは落ちだから、上を目指すしかない」とゲキを飛ばされた。今季の国内ツアーは11試合目。いまだ誕生していないルーキー一番乗り優勝への思いは誰よりも強い。「早く勝ちたくてウズウズしている。今週は本当に、そろそろ上位に食い込みたい。優勝を目指して頑張りたい」と力を込めた。(星野 浩司)

