【男子ゴルフ】石川遼らに続け! 阿久津未来也、選手会長6人目の国内メジャーVへ単独首位発進「優勝したい」


18番、バーディーパットを外す阿久津未来也(カメラ・渡辺 朋美)

18番、バーディーパットを外す阿久津未来也(カメラ・渡辺 朋美)

◆男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第1日(4日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7431ヤード、パー70)

 第1ラウンドが行われ、ツアー1勝で選手会長の阿久津未来也(フリー)が6バーディー、1ボギーで5アンダーの65をマークし、4年ぶりの単独首位発進を決めた。

 強風が吹く難コースを攻略した。3番パー3は70センチに寄せ、4番は7メートル、5番は8メートルをねじ込んで3連続バーディー。9番パー4は残り225ヤードの第2打を3メートルに寄せ、前半だけで4つ伸ばした。「序盤にミドルパットがすごく入ってくれた」と胸を張った。

 前週まで3戦連続の予選落ち。特にドライバーショットが安定せず「メンタル的に振れなくなって、スピードが出ず、飛距離も落ちて、曲がるし、本当につらかった」と吐露した。ジュニア時代にイップスに陥った、スイング時に右腕が強く出てしまう悪癖が出た。今週初めに山崎泰宏コーチと相談し、「腕が怖くて下ろせないなら、先に走らせよう」と体の動かし方を変え、ドライバーのシャフトも変更。この日はフェアウェーキープ率は78・57%と安定し「この3週に比べたら本当に良かった」と安どした。

 今季からジャパンゴルフツアー選手会会長に就任した。歴代会長は17人のうち8人が在任期間中に優勝。メジャー制覇となれば、倉本昌弘(92年日本プロ選手権)、池田勇太(14年日本オープン)、宮里優作(17年日本プロ選手権、日本シリーズJTカップ)、石川遼(19年日本プロ選手権、日本シリーズJTカップ)、谷原秀人(22年日本シリーズJTカップ)に次ぎ、6人目の快挙となる。

 選手会長は、選手会や日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会議、スポンサーへのあいさつ回りなど、ゴルフ場の外でも多忙を極めるが「つらさはあるけど、言い訳にするつもりはない」と言う。メジャーの舞台で堂々の首位発進。昨年は日大の先輩・堀川未来夢と蟬川泰果のプレーオフを18番グリーン脇で見届け「絶対に来年はあの舞台に立ちたいと思った。どの大会でも優勝したいし、そのうちの1つがメジャーだったら本当にうれしい。去年の最終日も66と良かったので、いいイメージで頑張りたい」と力を込めた。

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