
4番、桑木志帆(右)と第3打の場所へ移動する永井花奈(左)(カメラ・岩田 大補)
◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 最終日(14日、兵庫・六甲国際GC=6619ヤード、パー72)
単独首位から出た桑木志帆(大和ハウス工業)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算19アンダーで逃げ切り、5月のSkyRKBレディースに続く今季2勝目、ツアー通算5勝目を挙げた。海外メジャー、AIG全英女子オープン(7月30日開幕)の出場資格を得た。
永井花奈(ServiceNow)に逆転を許して迎えた後半で、強さを発揮した。12番パー5で3打目をピンにからめ、この日初めてのバーディーでトップを再び捉えると、13番で3メートル近いスライスラインをねじ込み連続バーディー。右拳を握った。16番で2メートル半を決めきり、抜け出した。
第3ラウンド後には「いいプレーができているので、明日もあまり優勝を気にせず、周りのプレーヤーも気にせず。自分のゴルフに集中したい」と話していた桑木。14位と健闘した前週の全米女子オープン(カリフォルニア州リビエラGC)から9日に帰国し、即優勝争いを演じた。疲労が残る体で、一打集中を貫いた。
全米女子オープンに向けて早めに現地入りし、ドジャースタジアムへ足を運んだ。ドジャースの試合を観戦。「面白かった。山本由伸さんのボブルヘッドをもらえる日だったのでラッキーだった」。大谷翔平の本塁打も目撃した。「雰囲気がすごいし、現地の人も大谷翔平さんが来たら、めっちゃ盛り上がっていた。スターだなって思った」と感動と刺激を蓄えた。
海外メジャーを経て、米ツアー挑戦への意欲は高まった。「もっと上で戦いたい」という思いから、今年の米ツアー予選会挑戦を視野に入れている。2週後に控える海外メジャー第3戦、全米女子プロ選手権(25~28日、ミネソタ州ヘーゼルティン・ナショナルGC)へ、弾みをつける1勝となった。

