
9Iでのクオーターショットのトップ位置(カメラ・馬場 秀則)
2015年の日本シニアオープン覇者の平石武則プロ(66)=北六甲カントリー倶楽部=が、シニアならではの考え方でスコアアップを指南するレッスンの第4回です。
グリーンまで100ヤード。この距離でグリーンを外すと、スコアを崩す原因にもなります。今回は、100ヤードで失敗しない方法です。
ほとんどの人は100ヤードをPWでフルショットしていると思います。ウェッジでフルショットすればミスしない確率が高いと思われていますが、フルショットは力みにもつながるため、リスクも高くなります。PWでフルショットしてダフる、またはトップしてグリーンオーバーするなどのミスが多い人には、グリーンの手前にハザードがない時に限り、フルショットではなくクオーターショットをお勧めします。
当然、クオーターショットはフルショットに比べてスイングがコンパクトになるため、方向性は安定します。ただし距離は落ちるので一番手上の9Iを選択します。9IはPWに比べてロフトが立っているため球筋は低くなり、手前から足を使ってグリーンを確実に狙うことができます。
ここで気をつけることは手でクラブを上げないこと。必ず体を捻転させて腕のプレーン(軌道)で打つように心がけてください。また、トップ位置が浅くなるとスイングテンポが速くなるため、トップで一呼吸置くぐらいの意識を持つと良いでしょう。
最後に、バンカーやハザードを越えてすぐにピンがある場合は、スピンがかかりやすいフルショットが有効になるため、状況に応じて使い分けてみてください。次回はミスしないためのグリーン周りのアプローチです。
◆平石 武則(ひらいし・たけのり)1960年2月26日、兵庫県生まれ。66歳。東洋大姫路野球部で1977年の夏の甲子園で優勝。18歳からゴルフを始め、83年にプロ入り。2001年「久光製薬KBCオーガスタ」でレギュラーツアー�\x9DV。10年にシニアデビューし、15年のメジャータイトル「日本シニアオープン」でシニアツアー初優勝を飾った。得意クラブはドライバー。北六甲カントリー倶楽部所属。179センチ。

