【女子ゴルフ】サッカーW杯に熱狂「テンションが上がる」 20歳・福田萌維が和歌山県勢初Vへ1差2位発進


11番、ティーショットを放つ福田萌維(カメラ・中島 傑)

11番、ティーショットを放つ福田萌維(カメラ・中島 傑)

◆女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 第1日(16日、宮城・仙台クラシックGC=6692ヤード、パー72)

 プロ2年目の福田萌維(めい、20)=ニトリ=が7バーディー、1ボギーで自己最少の6アンダー66をマークし、首位と1打差の自己最高2位と好スタートした。一日5食でコンディションを高め、開催中のサッカーW杯を毎日チェックし「テンションが上がります」。和歌山県出身者でツアー初の優勝を狙う。通算4勝の神谷そら(23)=郵船ロジスティクス=が7アンダー、65で単独首位発進を決めた。

 気温32度の酷暑と強い雨の中、福田のショット力が光った。7番パー5は残り67ヤードから58度ウェッジで3メートル、8番パー3は6アイアンで1・5メートルにピタリ。2度の2連続を含む7バーディーで自己最少の66をたたき出した。「ショットが良かった。シーズン初めから調子の波がない状態で続いていて、攻めのゴルフができている」と胸を張った。

 「一日5食」が好調の秘訣だ。昨年秋に体重が約3キロ減の55キロほどに落ち、トレーナーの勧めで今年5月から食生活を改善。この日は早朝4時に牛丼チェーン店「吉野家」の朝定食、プレー中はプロテインバーや干し芋ようかん、昼食の後は帰り道に間食し、夕食をとった。「暑い中でもコンディションが良くて、最後まで集中力が保てている」とうなずいた。

 サッカーの名門、宮崎・日章学園高出身で、開催中の北中米W杯は「大好きです! 毎日テンションが上がります」と熱中。この日は午前4時からアルゼンチン―イングランド戦をスマホで見た後、6時50分からラウンドした。「メッシの最後のクロスはすごかった」と興奮気味に話し、「ゴールを決める選手もすごいけど、サイドを速く駆け抜けるサイドバックが好き」とサッカー通な一面も。テンション爆上げで好発進した。

 6月に下部ツアー・ルートインカップで初優勝。今季レギュラーツアーは9戦でトップ10入りが3度と絶好調で、和歌山県勢初のツアー優勝を目指す。高校の先輩で、通算2勝の菅楓華(ニトリ)や同1勝の荒木優奈(Sky)に続く活躍ぶり。「ショット、パットと全体的に得意。ショートパットは絶対に外さない自信がある」と豪語する。先月18日に20歳を迎え「早くお酒を飲みたい」と、勝利の祝杯を上げるつもりだ。(星野 浩司)

 ◆福田 萌維(ふくだ・めい)2006年6月18日、和歌山・岩出市出身。20歳。9歳でゴルフを始める。宮崎・日章学園で22年全国高校選手権団体優勝。24年のプロテストに一発合格。26年6月の下部ツアー・ルートインカップで初優勝。レギュラーツアー最高成績は同5月のヨネックスレディスの5位。家族は両親、兄。167センチ、60キロ。

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