【女子ゴルフ】胃腸炎から復活! 20歳の人気プロ・中村心が3差6位発進「めっちゃ元気になった。目標は初優勝」


5番、ティーショットを放つ中村心(4アンダー)(カメラ・中島 傑)

5番、ティーショットを放つ中村心(4アンダー)(カメラ・中島 傑)

◆女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 第1日(16日、宮城・仙台クラシックGC=6692ヤード、パー72)

 プロ2年目の20歳・中村心(ヤマエグループHD)が4バーディー、ボギーなしで4アンダーの68をマークし、首位に3打差の6位と好発進した。

 パー5でバーディーを重ねた。前半14番は残り92ヤードから48度ウェッジで1メートル、16番は95ヤードから48度で4メートル、後半の1番は82ヤードから52度で1メートルにピタリ。「ノーボギーが一番うれしい。パー5でしっかりバーディーが取れた。大きなミスもなかった」と充実の表情を浮かべた。

 胃腸炎から復活した。前週のミネベアミツミレディスで予選落ち後、北海道で食事した後に腹痛や嘔吐の症状に見舞われた。「唐揚げかジンギスカンが原因かもしれない」と苦笑い。病院で点滴を打った後、飛行機で仙台に移動して宿舎ホテルで静養し、14日に再び点滴で治療した。今週は練習ラウンドを行えず、15日にようやく練習を再開。「3日間寝込んだけど、めっちゃ元気になりました」と、復帰後初ラウンドで好スコアをたたき出した。

 今季はKKT杯バンテリンレディスで12位に入ったが、予選落ちが続いた。ツアー5勝の青木瀬令奈らが師事する大西翔太コーチに6月中旬から指導を受け、悩み続けてきたスイングの修正に励んできた。「自分がどう打ちたいのかを翔太さんに話して、そのためには(スイングの)軌道はこっちの方がいいねとか、フォロースルーの振り抜きはこっちだねとか。不安はゼロじゃないけど、だいぶ振れるようになってきた」と変化を実感している。

 プロ1年目の昨年は、4月富士フイルム・スタジオアリス女子オープンでプレーオフの末に敗れるも2位に入った。「去年はイケイケな感じだったけど、今年はショットが不安の部分もある。思い切りゴルフができてなかったのが成績に直結している」と自己分析する。

 今季最高の6位と好スタートを切った。「今年の目標は初優勝。去年はあと一歩で優勝できなかったので、今年は初優勝を挙げたい」。着実に自信を取り戻してきた中村が、残り3日間を全力で戦い抜く。(星野 浩司)

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