◆女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 最終日(2日、英ロイヤルリザム&セントアンズGC=6601ヤード、パー71)
3打差2位から出た桑木志帆(大和ハウス工業)が日本女子7人目のメジャー制覇を達成した。3バーディー、2ボギーの70で回り、通算5アンダーで並んだエスター・ヘンゼライト(ドイツ)とのプレーオフを2ホール目で制した。AIG全英女子オープンでの日本勢の優勝は2019年の渋野日向子、25年の山下美夢有に続く快挙となった。過去の日本女子6人の5大メジャー優勝劇を振り返る。
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◆日本女子の5大メジャー制覇VTR
▽1977年6月の全米女子プロ選手権(米サウスカロライナ州ベイツリー・プランテーションCC) 当時31歳の樋口久子が最終Rに首位タイから出て5バーディー、2ボギーの69。通算9アンダーで2位に3打差をつけ、日本男女通じて初のメジャー制覇。優勝賞金は2万2500ドル(当時約630万円)だった。
▽2019年8月のAIG全英女子オープン(英国ミルトンキーンズ・ウォバーンGC) 米ツアー初出場の当時20歳の渋野日向子が世界を驚かせた。2打差の単独首位で最終Rをスタートし好パットを連発し7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68。通算18アンダーでメジャー初出場初優勝。笑顔とラウンド中にお菓子を食べるもぐもぐタイムで、“スマイリング・シンデレラ”の異名がついた。
▽21年6月の全米女子オープン(米カリフォルニア州オリンピックC) 当時19歳の笹生優花が1打差2位で最終Rを出て飛距離を生かして3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの73で回り、通算4アンダーで並んだ畑岡奈紗(当時22歳)とのプレーオフを3ホール目で制し、逆転で米ツアー初優勝。19歳351日は大会最年少V記録だった。24年6月(米ペンシルベニア州ランカスターCC)では、3差5位で最終Rをスタートした笹生は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算4アンダーで逆転V。22歳11か月13日で最年少記録での大会2勝目&日本人初のメジャー複数回制覇を達成した。
▽24年7月のエビアン選手権(フランス・エビアンリゾートGC) 本格参戦3年目の24歳・古江彩佳が1打差2位で出た最終Rで1イーグル、6バーディー、2ボギーの65をマーク。通算19アンダーで米ツアー2勝目となるメジャー初V。身長153センチのヒロインは小技を武器にパリ五輪代表の座を逃した悔しさを、同じフランスでのメジャー制覇でうれし涙に変えた。
▽25年4月のシェブロン選手権(米テキサス州カールトンウッズ・クラブ) 西郷真央が首位タイで最終Rを出て精度の高いショットで3バーディー、5ボギーの74で回り、通算7アンダー。メジャー史上最多5人によるプレーオフ1ホール目でただ一人、バーディーを奪って米ツアー初優勝。18番の池で歓喜のダイブを披露した。
▽25年8月のAIG全英女子オープン(ウェールズ・ロイヤルポースコールGC) 山下美夢有が1打差の首位で最終Rをスタート。3バーディー、1ボギーの70で回り、通算11アンダー。精密ショットを武器に第2Rから首位を守り、米ツアー初優勝。日本女子6人目(7度目)のメジャーVを飾った。

