【全英女子】桑木志帆の故郷愛 「生まれ育った岡山で開催したい」昨年12月に地元でジュニア大会 始球式にレッスンまで大忙し


◆女子プロゴルフツアー メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 最終日(2日、英ロイヤルリザム&セントアンズGC=6601ヤード、パー71)

 3打差2位で出た桑木志帆(23)=大和ハウス工業=が3バーディー、2ボギーの70で回り、通算5アンダーで並んだエスター・ヘンゼライト(ドイツ)とのプレーオフを制し、日本女子7人目のメジャー制覇を果たした。全英女子が2001年にメジャーに昇格してからは19年の渋野日向子、昨年の山下美夢有(みゆう)に続いて3人目の制覇。米ツアーでの初勝利となり、優勝賞金150万ドル(約2億3700万円)を獲得した。

 桑木は故郷を思い、ゴルフ界の未来を考える心優しい23歳だ。昨年12月に岡山御津CCでジュニア大会「桑木志帆カップ」を初開催した。「生まれ育った岡山で開催したいという思いは、プロになってからずっとあった」。所属先の大和ハウス工業が特別協賛に入り、地元の企業にも掛け合い実現にこぎつけた。小学生から高校生まで約100人が参加。始球式にレッスンとフル回転した。

 日本ツアー19勝の谷原秀人が長年にわたり広島県で主催している「ジュニアクラシック」の存在が大きいという。金谷拓実、渋野日向子らと同じく、桑木も同大会の出身者。「ジュニアにとって試合があること自体が嬉しいし、ゴルフをもっと頑張りたいと思ってもらえるのが一番。毎年やりたいし、大会を大きくしていきたい」。自身の活躍もまた、ジュニア育成につながっていく。(高木 恵)

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