
最終日を終えた松山英樹 (カメラ・堺 恒志)
◆米男子プロゴルフツアー ベイカレント・クラシック・レクサス 最終日(11日、神奈川・横浜CC=7322ヤード、パー71)
29位で出た米ツアー通算11勝の松山英樹(34)=LEXUS=は6バーディー、2ボギーの67で回り、通算9アンダーの21位で13年目のシーズンを終えた。米沢蓮(27)=LAND CARRY=が29位から64と伸ばし、通算12アンダーで日本勢トップの9位に入った。マイケル・ブレナン(米国)が通算16アンダーで逃げ切り今季2勝目、通算3勝目を挙げた。
松山は1番で第2打をピンにからめてタップイン、2番は奥のカラーから3メートルを沈めて連続バーディーで最終ラウンドをスタートさせた。10番までに6つ伸ばす猛攻で追い上げるも、後半は停滞。「スタートだけだった。10番まではいいプレーができたけど、4日間とも最後の方がもったいなかった」と苦笑いだった。
風に翻弄(ほんろう)された4日間だった。連続ボギーを喫した14番の第2打は、打った瞬間に風向きが変わった。球は左に流され、グリーン脇のバンカーへ。思わず上空を見上げた。「本当に風向きが難しかった。こんなに(風が上空で)回るものなんだと思いながら回っていた」。松山にとっての13年目のシーズンが終了した。今季は2月のフェニックス・オープンの2位が最高で、優勝には届かなかった。
日本のファンが開幕を待ちわびる、年に一度の米ツアー開催は、松山にとっても特別な1週間だ。ホールアウト後に「楽しい」と笑みが漏れた。「年間のツアーで僕の組が(ギャラリーが)一番多いっていうことは、まずあり得ない。その中でここは特別」。取材を終えると列をなすファンの元へ。30分にわたって300人近くにサインをし、コースを後にした。(高木 恵)

