【平塚哲二のGOLFの哲学】(1)スイング編 スタンス狭く体の軸で回る


スライスに悩む人はスタンスを狭めてみると、体の回転で打つことができるのでつかまった球が出るようになる

スライスに悩む人はスタンスを狭めてみると、体の回転で打つことができるのでつかまった球が出るようになる

 広くするほど手打ちになる こんにちは平塚哲二です。今季の前半戦は左肘の故障で試合をお休みしていましたが、後半戦からは元気バリバリで頑張っています。応援よろしくお願いします! 今月からみなさんが普段から悩んでいる疑問に答えたいと思います。


 第1回は「スイングの哲学」。正しいスタンスとテイクバックについて話します。スタンスを広くとった方が、土台が安定して飛距離が伸びるという話を聞きますが、これは大きな間違い。実はスタンスを広くすればするほど体が回りにくく、手は浮く感じになり、手打ちになってスライスになりやすいのです。


 スタンスの基本は肩幅。スタンス幅が狭ければ体の軸はブレにくくなり、体の回転でスイングができるようになるので、球がつかまりやすくなります。スライスで悩んでいる人は、極端にスタンスを狭めてスイングしてみるとよいでしょう。


 次にテイクバック。よく右膝の前までクラブを真っすぐに引けと教える人もいますが、これはスウェーになる原因。スウェーすると右の腰が浮いてしまい、正しく体を回転させることができなくなります。

 

スタンスが広すぎると体の回転が不足し、手打ちになりやすい

スタンスが広すぎると体の回転が不足し、手打ちになりやすい

 まずはクラブを胸の前で構え、クラブヘッドを見ながら両肘を曲げ、グリップエンドをへそに向けたまま左右にスイング。そして、そのまま前傾してください。その時に大切なのは、構えたままの左手首の角度を変えずに右腰の高さまでへそを中心として回し、クラブをテイクバックさせること。そうすればスウェーなどの無駄な動きのない正しいテイクバックが完成します。(次週は正しいトップの哲学です)

 

 ◆平塚 哲二(ひらつか・てつじ)1971年11月6日、京都府生まれ。43歳。日体大卒。2000年に初シード獲得。03年、日本シリーズJTカップで初優勝。獲得賞金約1億2222万円でランク2位と活躍した。09年にはアジアンツアーにも参戦。10年には同ツアーで3勝を挙げて賞金ランク5位に入った。国内ツアー通算6勝。甲賀CC所属。173センチ、80キロ。