【全米女子OP】美香「平常心が大事」リオ代表争い最終決戦


 ◆米女子プロゴルフのメジャー第3戦 ▽全米女子オープン第1日(7日、カリフォルニア・サンマーティン=コルデバレーGC)

 リオデジャネイロ五輪代表争い最終決戦となる、米女子ツアーの全米女子オープンが開幕した。日本勢は世界ランク22位の野村敏京(23)=フリー=ら11人が出場。

 大会後の世界ランクで決まる五輪日本代表は、野村に続く2番手争いが注目だ。前日(6日)は各選手が会場で最終調整し、首や背中の痛みを抱える同42位の大山志保(39)=大和ハウス工業=は練習せずに休養した。コースに出た同45位の宮里美香(26)=NTTぷらら=は「いかに平常心でいけるかが大事」と、五輪代表争いを意識しない考えを明かした。対照的に、同46位の渡辺彩香(22)=大東建託=は「五輪を意識しないのは無理。ここで良いプレーができれば、また成長できる」とうなずいた。

 また、今季2勝の野村は1977年の全米女子プロを制した樋口久子以来、日本女子2人目のメジャー制覇に挑む。6日は9ホールを練習して回り「普通の大会よりもリラックスして臨みたい。楽しみ」と明るい表情で話していた。

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