◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアーメジャー第2戦 日本プロ選手権 日清カップヌードル杯第1日(7日、北海道クラシックGC、7094ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、宮里優作(36)=フリー=は3オーバー75で首位とは11打差の80位と出遅れ、逆転でのリオ五輪出場は厳しい状況となった。
大きな出遅れ。80位発進となった宮里は「パットが全然でしたね」と肩を落とした。優勝が最低条件にもかかわらず、首位とは11打差。逆転不可能な数字にも思えるが、本人は諦めていない。「優勝するのは厳しいかもしれないけど、やってみないと分からない。頑張りますよ」と前を向いた。
世界ランク103位の片山は今大会で3位以内に入れば、自力での五輪出場が決まる。11番でバーディーを先行させながら失速し77。まさかの114位発進に「何もないです。うまくいかないです」と険しい表情だった。
同91位の池田は、すでに五輪切符獲得が確実に。しかし、ホストプロとしての活躍も期待されながら、片山と並び114位に沈んだ。「流れが明日、変わってくれたら」と言葉少なだった。