シニアツアー3勝目を目指す奥田靖己(56)=ユニテックス=が6バーディー、1ボギーの5アンダー67でF・ミノザ(56)=フィリピン=と並んで首位に立った。1打差3位には尾崎直道(60)=フリー=ら3人。前回優勝の室田淳(61)=長寿の里=は中嶋常幸(61)=トミーカンパニー=らとともに1アンダー71で19位につけた。
照り返しで40度を超す猛暑の中、6バーディーを量産しトップに立った。悔やまれるのは11番の3パットボギー。「あれは痛かった…」と口元をゆがめた。レギュラーツアーでは1993年日本オープンなど6勝。シニアでもツアー2勝を挙げている。リオ五輪の日本勢の活躍に「オリンピックには及ばないが、何とか感動させる優勝をしたい」とやる気を見せた。