男子は小斉平が初戴冠、女子は新垣がV…日本ジュニア選手権15~17歳の部


 ◆ゴルフ日本ジュニア選手権最終日(19日、男子:埼玉・霞ケ関CC西C=パー71、7024ヤード、女子:埼玉・東京GC=パー72、6457ヤード)

 男子15~17歳の部は小斉平(こさいひら)優和(18)=日本ウェルネス高3年=が通算7アンダーで初の日本タイトルを手に入れた。同12~14歳の部は岡田晃平(14)=明徳義塾中3年=が2アンダーで初優勝。女子は15~17歳の部で新垣比菜(17)=興南高3年=が9アンダーで悲願の日本タイトルを獲得。12~14歳の部は長谷川せら(13)=岐阜・稲羽中2年=が4アンダーで初制覇した。

 <小斉平> 前年2位の平均290ヤードを誇る大器が、順延されていた12ホールを5バーディー、1ダブルボギーで回り、2位に3打差をつけて快勝した。7月の日本アマは首位で最終日を迎えながら3位。「自分のプレーに集中した。パットが良かった。うれしいです」と優勝トロフィーを抱えた。昨年2位だった同じ会場の東Cで、4年後に東京五輪が行われる。「ぜひ出てみたい」と目を輝かせた。

 <新垣> スランプを乗り越え、初の日本タイトルを手にした。雷雨順延の前日は12ホールを消化。この日は4番グリーン上から再開し、5番から3メートル以内につけて3連続バーディー。4打差の圧勝で「周りのスコアが分からなかったので、2つは伸ばそうと思っていた。優勝したかったので本当にうれしい」と笑顔がはじけた。来年プロテストを受験予定で「東京五輪も目指したい」と意気込んだ。

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