◆報知新聞社後援・PGAジュニアゴルフ選手権太平洋クラブカップ最終日(23日、栃木・太平洋クラブ益子PGAコース 男子6662ヤード、女子6056ヤード=ともにパー71)
男子個人の部は岩田大河(大阪学院大高2年)と久常涼(岡山・津山東中2年)の両者優勝となった。通算5アンダーでプレーオフを行ったが、2ホール目の途中、悪天候のため終了。同女子の部は松原由美(大阪学院大高2年)が通算6アンダーで初代女王に輝き、団体戦は関西地区が2位の中国地区に24打差をつける通算26アンダーで圧勝した。
日本プロゴルフ協会(PGA)が日本高等学校ゴルフ連盟の後援で初めて開催したジュニア競技。全国8地区を代表する中高生選手が男女混合の団体戦と男女の各個人戦に臨み、悪天候で順延されていた22日の第1ラウンドの残りを含む計27ホールで競った。
団体戦は1地区男女各8人、計16人のうち男女それぞれ上位6人のスコアを採用。関西地区男子主将を務めた砂川公佑(兵庫・滝川第二高3年)は「関西のチームワークが発揮できた。一緒に頑張った後輩たちに次回も優勝してほしい」と笑顔。PGA・倉本昌弘会長(60)は「これまでにないチーム戦をやりたかった。これを継続し、東京五輪、そして次の五輪を目指せる技術と人間性を持った選手を育んでいきたい」と力を込めた。