石川遼、「16番ティーショットで大丈夫かなと」…一問一答


13番、ティーショットを放ちクラブから手を離す石川遼

13番、ティーショットを放ちクラブから手を離す石川遼

 ◆男子プロゴルフツアーRIZAP・KBCオーガスタ最終日(28日、福岡・芥屋GC、7151ヤード=パー72)

 初日から首位を走った石川遼(24)=カシオ=が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算15アンダーで今季初優勝。昨年12月の日本シリーズJTカップ以来の通算14勝目を飾った。腰痛から復帰2戦目で7年ぶり2度目の完全V。3月の結婚後初の優勝で、腰痛を発症した2月から苦悩の半年間を支えてくれた新妻や家族へ感謝の思いも明かした。10月の開幕戦から復帰する米ツアーにも大きな勢いをつけた。

 ―完全優勝。

 「ずっと首位でプレーするのは重圧がかかって疲れたけど、自分のプレーをすることだけを考えました」

 ―優勝を確信したのは?

 「(最難関の)16番のティーショット(ドライバーでフェアウェー右へ)で優勝は大丈夫かなと」

 ―試合から離れた半年。

 「すごい早かったです。始まる前は不安だったんですけど、始まったら自分のリズムでやれた」

 ―腰痛から、7月の日本プロで一度は復帰した。

 「思い入れのある北海道クラシックで出たいと思ったんですけど、散々な結果になってしまって。ただ思い切り振っても痛くないんだと確信を得られて、そこから急速にメンタル面もフィジカル面も切れが出た。日本プロに出ていなかったら今週も厳しかったと思います」

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