松山、4年ぶり日本OP参戦決定!国内メジャー初制覇へ


12年の日本オープンでローアマを獲得した松山(左)(右は優勝した久保谷)

12年の日本オープンでローアマを獲得した松山(左)(右は優勝した久保谷)

 米ツアーを主戦場にしている男子プロゴルフの松山英樹(24)=LEXUS=が、国内メジャーの日本オープン(10月13日~16日、埼玉・狭山GC)に出場することが7日、分かった。同週には米ツアー16~17年シーズン開幕戦のセーフウェーオープンも行われるが、日本ツアーへの恩返しの意味も込めて欠場。12年日本学生選手権で優勝した思い出深いコースで、自身初の国内メジャー制覇を目指す。

 米ツアーで2勝を挙げた“怪物”が、4年ぶりに日本オープン(OP)へ帰ってくる。松山は「8月1日時点の世界ランク100位以内」の参加資格で出場権を持っている。複数の関係者によると8月に一時帰国し、狭山GCで練習ラウンドも済ませたという。東北福祉大3年の12年8月に同コースで開かれた日本学生選手権では初日から首位の完全V。6打差の圧勝で大会史上10人目の連覇を成し遂げた思い出の地だ。そうした背景もあり、昨年11月のダンロップフェニックス以来の国内参戦を決断した。

 松山は13年秋の米ツアー本格参戦以降、日程が重複する関係で日本ツアー出場は年間2試合ずつにとどまっている。国内メジャーは米挑戦後初出場で、13年6月の日本ツアー選手権以来3年ぶり。今回は米ツアーの日程変更も“追い風”になった。16~17年シーズンは日本OPと同週に開幕し、翌週からCIMBクラシック(マレーシア・クアラルンプール)、世界選手権シリーズのHSBCチャンピオンズ(中国・上海)とアジア2連戦が昨季から1週繰り上がった。移動面でも日本OP出場の道が開けた。

 現在の世界ランクは16位で今年のマスターズは7位、全米プロは4位と、日本人初のメジャー制覇を射程に捉えている。関係者によればアマ時代に日本代表として多くの国際大会に出場させてもらった、日本OPを主催する日本ゴルフ協会(JGA)への恩返しの思いも決断の背景にある。

 アマ時代を含めて日本ツアー通算6勝を誇るが、国内メジャーは未勝利だ。日本OPは7位でローアマとなった12年大会以来4年ぶり5度目の出場。09年の初出場からすべて予選を通過し、10年はアマの大会最多アンダーパー記録を更新する通算10アンダーで3位に入った。13年のマスターズ王者アダム・スコット(36)=豪州=も3年連続の出場予定で、世界レベルの優勝争いに期待が膨らむ。

 ◆日本オープン 1927年から始まり、今年が第81回大会。日本プロ、日本ツアー選手権、日本シリーズJTカップと合わせた4大会が国内メジャーと称される。日本ゴルフ協会が主催して、毎年異なるコースで120人が参加。賞金総額2億円、優勝賞金4000万円は日本ツアー最高額。第1回大会は赤星六郎が優勝した。優勝者には5年間の賞金シードと来年の全英オープン出場権が与えられる。

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