勝みなみ、畑岡奈紗との同級生対決に闘志「プライドが許さない」


1番ティーグランドで笑顔を見せる勝みなみ 。初日2アンダーで9位に付けた(左は母でキャディーの久美さん)

1番ティーグランドで笑顔を見せる勝みなみ 。初日2アンダーで9位に付けた(左は母でキャディーの久美さん)

 ◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディス第1日(7日、静岡・東名CC、6586ヤード=パー72)

 前週の日本女子オープンをアマチュアで史上初めて制した畑岡奈紗(なさ、17)=茨城・ルネサンス高3年=が4バーディー、1ボギーの3アンダー、69をマークして1打差4位で発進。大会最注目組でトッププロ顔負けの好プレーを披露し、野生の鹿も魅了した。第2ラウンドは、1988年のツアー制施行後、最年少優勝記録を持つアマ・勝みなみ(18)=鹿児島高3年=と同組で、アマ優勝者同士のツアー史上初のアマ同組対決に臨む。

 14年4月のKKT杯バンテリンレディスを制した勝は4バーディー、2ボギーの2アンダー、70で首位と2打差の9位と好発進した。前週から取り組むスイング改造の成果が出た。17番は、残り122ヤードから9アイアンで2メートル半につけてバーディー。「4月からスイングを変えていましたが、バックスイングをコンパクトにフラットに上げるように戻そうと思っています」とうなずいた。

 日本女子オープンは12オーバー、93位で予選落ち。吉本新喜劇を見に行った新宿で畑岡の優勝を知った。「やっぱ同級生が頑張ってると頑張ろうと思う。今の目標はツアー2勝目。今年達成できなければプライドが許さないです」。アマ優勝者同士のツアー史上初のアマ同組対決で真価を発揮する。

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