首位に立った笠りつ子
◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース第１日（１４日、千葉・東急セブンハンドレッドＣ西Ｃ、６６３５ヤード＝パー７２）
賞金ランク３位につける笠りつ子（２８）＝京セラ＝が、今大会を欠場している同４位の鈴木愛（２２）＝セールスフォース＝のパッティングを参考にして、６バーディーを奪った。
前週は最終日に持ち越しとなった９ホールを暫定首位で迎えながら「パターもすべてショートして」７位に終わった。ラウンド後、同郷の先輩・古閑美保（３４）から「（強く）打たなきゃ入らない。鈴木愛ちゃんがどんなふうに打つか見てみたら」と助言され、「愛ちゃんはうまいし、強く打っていた」と参考にした。
この日もショートしたパットが「あるある。あるよ～。そりゃ」と完璧ではなかったが、「まあ、納得はした。伸びしろありっ」と手応えは十分。賞金ランク上位５人のうち、今週出場しているのは笠だけ。「こういう試合こそ、誰が優勝するか分からない。これで終わらず、もっと上を目指したい」と気を引き締めた。