“元祖女子高生プロ”宮里藍、畑岡奈紗の「見て勉強したい」に「うれしいです」


練習後、談笑する宮里藍

練習後、談笑する宮里藍

 国内では唯一、全米女子プロゴルフ協会公式戦で日米両ツアーを兼ねるTOTOジャパンクラシックは4日から3日間、茨城・太平洋C美野里Cで行われる。宮里藍(31)=サントリー=は3日、当地で9ホールの練習ラウンドを行い最終調整。大会初日から観戦予定の女子高生プロ、畑岡奈紗(17)=茨城・ルネサンス高3年=に最高のプレーを見せる。

 アマで史上初めて日本女子オープンを制した畑岡が尊敬する女子プロは宮里藍で「見て勉強したい」と熱望。畑岡の言葉を伝え聞いた“元祖女子高生プロ”は「うれしいです」。その上で「目の前のことで精いっぱい。今年は上位で戦えていない。上位でプレーできるように」と力を込めた。

 3週前の韓国での試合は腰痛のためスタート前に棄権。1日の練習ラウンドをキャンセルし、状態面が気がかりだが「今日は痛みがなかった」と快方に向かっている様子。まずは好発進を決め、畑岡やギャラリーの声援に応えたい。(高橋 宏磁)

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