日本プロゴルフ協会(PGA)は6日、都内で理事会を行い、1984年の日本ツアー賞金王の前田新作元副会長(64)のPGAへの再入会を認めない方針を決めた。
前田元副会長は2013年に暴力団関係者とゴルフをしていたことが発覚し、同年10月に副会長を辞任。同年10月末の理事会で退会処分を命じられた。今年に入り、同元副会長から再入会の申請があったが、倉本昌弘会長(61)は「コンプライアンス委員会からも意見もふまえて協議した結果、再入会を認めないことで決まった」と説明した。PGAでは退会処分決定後、5年以内なら何度でも再入会の申請が可能となっている。