女子プロゴルフの宮里藍(31)=サントリー=が7日、千葉・成田市のレークウッド総成CCで「ブリヂストンゴルフ・ファンフェスタ」に出席。プロ15年目を迎える来季はパフォーマンスの質と優勝争いにこだわり、出場試合数と練習量を制限する考えを明かした。
米ツアー本格参戦11年目の今季は、3月に3年ぶりの1ケタ順位となる3位に入るなど自己最多の26試合に出場したが、10月に腰を痛めて賞金ランク67位で終えた。賞金シードは確保したものの「もう少しできたかな。腰はもうだいぶ良くなりました。1試合の質を上げたいので、見直すべきかな、と」と明言した。
来季は来年1月のバハマでの開幕戦は欠場し、10年に制した2月のホンダLPGAタイランド(23~26日)からの参戦を予定している。「1試合でも多く優勝争いに絡んで、なるべく早く勝ちたい」。30代の“大人のゴルフ”で、新境地を切り開く。(榎本 友一)