諸見里しのぶ、地元・沖縄で2年ぶりツアー復帰「恩返しの意味も込めて優勝争いに」


国内開幕戦ダイキンオーキッドレディスに向けて21日、沖縄入りして那覇空港で花束を受け取った諸見里しのぶ

国内開幕戦ダイキンオーキッドレディスに向けて21日、沖縄入りして那覇空港で花束を受け取った諸見里しのぶ

 女子プロゴルフでともに沖縄県出身の諸見里しのぶ(30)=ダイキン工業=、上原彩子(33)=モスバーガー=が21日、国内開幕戦のダイキンオーキッドレディス(3月2~5日・琉球GC)が行われる沖縄入りした。

 別々の飛行機で故郷に降り立った2人は、那覇空港で花束贈呈セレモニーに参加。所属先が主催する大会で“ホステスプロ”となる諸見里は「今年は30回記念大会で、私も30歳として迎えるので、恩返しの意味も込めて優勝争いに加わりたい」と意気込みを語った。ツアー通算9勝の実力者だが、昨年は左第4肋軟骨の炎症やアレルギー体質の改善を優先して静養。12月の最終予選会を32位で突破し、2年ぶりに国内ツアーにフル参戦する。「昨年休んで、もう1回ゴルフをやりたい、優勝したいと改めて思ったので、今年は思いっきりぶつかっていきたい」と目を輝かせた。

 米ツアーに主戦場を置く上原は19年連続19度目の出場。「地元開催ですし、他のトーナメントに比べて意気込みも違います。結果が出せればたくさんの方が喜んでくれると思うので、盛り上げられるように頑張りたいと思います」。09年の2位が最高成績だが、ツアー通算4勝目となる地元での初優勝を目指していく。

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